
劇中の一場面を模写してみました。↑
僕が初めて映画館で観た映画は「ドラえもん のび太の日本誕生」(1989)でした。その後も何度か「映画ドラえもん」には足を運び、小学生のころ学校が終わってからみんなで「のび太と銀河超特急」(1996)を観にいったことなど、おとといのように思い出します。つまり「映画ドラえもん」のあの大げさな大冒険が好きで、コミックス版も半端に揃えたものです。まあ、ここ数年はしばらくテレビで放映されても「あー、今年は南海で大冒険してるのか・・」程度にスルーしていて、この前レンタルビデオショップでその「映画ドラえもん」シリーズがDVDで揃っているのを見るまではかなり熱が冷めていました。
とりあえず最近はどうなってるのか、と、去年公開の最新作、「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」を借りてきて観てみました。昨今のペットブーム。飼いきれずに捨てていく人間の身勝手さ、そして約束を守ることの大切さと命のリレーと友情と巨大権力の傲慢さとかいろいろを思い知らされる、教育的にも非常に有意義な作品となっていることは相変わらずでした。昔の作品と比べるとちょっと登場人物の感情が当時ほど伝わってこないというか、サメてる感じはしますが、これも最近の流れなのかな。熱いことしてると「正直ヒく」とか「ありえない」「ダルい」っていう態度で見ちゃうのかな。なんかシャミーっていうネコにドラちゃんが恋しちゃって、それを悪玉が利用して「○○しないとシャミーがどうなってもしらんぞ」ってジェットコースターのレールんとこにシャミーを縛り付けちゃって急がないとジェットコースターがガー迫ってきて(××)、って状況があるのですが、なんかけっこうドラえもんの映像作品としてはちょっと健康的ではないなぁと思いました。結局シャミーは悪玉の手下なわけですが、こういうズルいキャラに感情移入しちゃうとさあ大変。
ともかく、劇中には子供達を飽きさせまいと、乗り物やロボットがもりもり出てきます。それがわりとワンちゃんとかの顔が描かれていてどれも無駄にかわいいです。定期的に子供が喜ぶギャグを織り込み、観ていて「すげー」「つえー」「ついてきてるし!」みたいな会場の声が想像できますね。とりあえずラストまでドッカンドッカンとダイナミックなことが起こり、現地の人といつもの五人でしっかり一件落着させす。最後しずかちゃんがまとめのセリフを言って感動のラスト。
もうちょっと背景美術しっかりできるかもと思ったしキャラクターの絵もなんとなく下手に見えました。が、わりと今まで実績のあるタイプのお話(のび太が古代に動物の楽園を作るがそこで一騒動)なこともあり集大成的なかんじ。アクションなどで言えばトップレベルでしょう。うまくまとまっています。
ドラえもんの映画もこの「ワンニャン時空伝」で25本目になるそうですが、声優さんも変わった今年からはちょっとお休みするようです。
DORAEMON THE MOVIE 25th
http://www.dora-movie.com/
↑25周年記念サイト。かなり気合はいってるよ
Kato Takafumi : 9:16 PM