
「あ、すみません甘いものください。」
「甘いもの?おまえ、甘ったれるなよ、そうかんたんに甘いものが手に入ると思ったら、甘いぞ。」
「・・・・。ヘタに日本語で遊んでもあまりおもしろくないですよ?ぼくはお客さんです、そこにある甘いものを売ってください。」
「甘いものを食べると太っちゃうよ。アレだ、タバコとかと一緒で、最近ではパッケージに大きく「健康を損ねます」って書いてあるよ。だからパッケージをデザインする人も大変なんだ。」
「知りませんよ。でもむしろその悪条件がデザイナー魂を燃えさせるんじゃないんですか?」
「おまえ、デザイナーの何がわかるんだよ、オレはこの店の看板デザインしたんだぞ、いってみればプロだ。」
「こんなの全然良くないよ。それこそ、そんな甘い世界じゃないでしょ、デザイン。」
「あ?てめえ、てめえに甘さの何がわかるんだよ、」
「しらねぇよ、もういいよ、もう甘いものなんか興味ないよ、やめちまえ、コラ」
「やめないよ、オレ、オレ甘いもの好きだもん」
「だからさ、好きだけでやってけるほど甘い世界じゃないっつーの、露店ってのは。」
「てめえ、露店のなにがわかるんだよ、」
「向かいで露店やってるよ」

「あ、ほんとに?あ、デザインすげー。」
Kato Takafumi : 11:34 PM