
「みなさん順番にご招待しています、一列になってご搭乗ください。」
「あ、すみません。これはつまりあれですか?バーン飛び上がるアレですか?」

「そうですよ、いろいろなことに嫌になった人が乗るやつです。」
「ほんとうですか、すごいな。僕もちょうど現実から逃げたくてフラフラしていたところなんですよ。乗ってもいいですか?ちなみにどこへ飛びますか?」
「うーん、ちょっと飛び入りというわけには行きませんね。ここにいらっしゃるみなさんもまず最初にセミナーに参加されています。」
「セミナーですか。やはり宇宙に行くとなると、いろいろ学ばなくてはならないんですね。」
「いや、そう簡単に宇宙に行けると思ったら大間違いですよ。あなたはセミナーの前にこの壺を買われることをお勧めします。」

「あ、なるほどね。わかりました。」
「はい、じゃ、これ書類です。」
Kato Takafumi : 7:23 PM