May 5, 2005

一本化? HD DVD / Blu-ray

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今年の終わりころには「DVD」の”次”となる次世代ディスクを使ったハイビジョン映像ソフト市場が立ち上がります。大容量をウリにしてきたDVDですが、BSデジタルとかで見るようなあーゆーハイ・ディフィニションなレベルの映像を長時間記録するにはゼンゼン非力で、さらに容量の大きいメディアを興そうという動きがでてきていろいろあってでもついに製品化にこぎつけるというわけです。

しかしこれには東芝やNECが開発中の「HD DVD」と、ソニーなんかの「Blu-ray Disc」ってのの二規格が出てきていて、かつての「VHS」と「ベータ」のようなフォーマット争いの二の舞になるのではないかという雰囲気も出てきました。映画配給会社をはじめ、将来的にこれを記録媒体として使用することになる、コンピューターやテレビゲームの業界にとっても「どちらが普及するのか」ということはかなり重要で、慎重に動向を見守っている団体も多いはずです。

HD DVDではすでにワーナーが積極的に展開することを表明していて、具体的なタイトル名も発表済み。低コストで生産できて、耐久性なども現在のDVDの上位技術ということでちょっと安心感あり。

一方のBlu-rayのほうはすでにレコーダーが市場に出回っていて、ソニーの次世代プレイステーションのソフト供給媒体になることも発表されていて、容量の面でもHD DVD(二層32GB~)よりさらに余裕があり、多層化による将来性(八層で200GB)もみこまれています。Apple社も支持を表明していたり。

ということで、まーいずれどちらかが「死にゆく」規格だとしたら、どんなに支持してもゆくゆくは一本にしなくてはならないわけで、めでたく両方のフォーマットがデビューしてもしばらくは様子見となってしまうのでは。あー、もったいない・・・というわけだったのですが、

次世代DVDの統一規格に向け、ソニーと東芝が交渉

という報道が。前々からやっぱ統一しようよ、という動きはあったらしく、最近になって表面化。ソニーはそろそろ「PS3」の発表が控えているし、お互い歩み寄るなら今、といったところではないでしょうか。規格が一本にまとまれば、すっきり。ただ、Blu-rayでできるはずだった大容量化も、HD DVDに歩み寄ることで崩れることになるし、結局これも「これで充分」「ここまで必要」の差がまた統一を難しいものにしてしまうはずです。よくわかんないけど穏やかな方向で進んでいってほしかことです。

ハイビジョンソフトっつーと実はマイクロソフトのWindowsMediaPlayer9以降で観られる「WMV HD」を収録した映像ソフトがいくつか海外で発売されています。ビットレートはDVDよりちょっと高い程度ですが720pもしくは1080pのHD画質で収録されていて、つまりかなり高度な圧縮が施されています。720pで2.4GHz以上の環境、1080pで3GHz以上の環境が必要となり、現時点ではなかなかスタンダードからは遠いフォーマット。http://wmvhd.com/ではサンプルのダウンロードと、環境判定プログラムが利用できます。すぐそこまできたHDスタンダードの時代を体験しとこうぜ兄弟 なー兄弟。

Kato Takafumi : 8:31 PM